暑い夏、ふと「やっぱりキリンやアサヒのビールが美味しいなぁ」と感じたことはありませんか?
クラフトビール好きでも、夏場は大手ビールの“スッキリ感”や“のど越し”に心を奪われる瞬間があると思います。
でも実は、クラフトビールにも“夏向けのスタイル”がちゃんと存在しているんです!
今回は、「なぜ夏は大手ビールが美味しく感じるのか?」という理由を紐解きつつ、夏にぴったりなクラフトビールのスタイルとおすすめ銘柄をご紹介します🍺
汗をかいたあとに飲む、キンキンに冷えたビール。
このとき求めているのは、複雑な味わいよりも「爽快感」や「喉ごしの良さ」だったりします。
キリンラガーやアサヒスーパードライのようなビールが夏に強い理由は、まさにこの“スパッと切れる後味”にあります。
クラフトビールは、香りやモルト感、アルコール度数がしっかりしたものが多く、涼しい部屋ではじっくり楽しめる一方で、暑い屋外では“重たい”“甘い”と感じてしまうことも。
ビールに限らず、夏場は、飲みたいもの・食べたいものとして、生理的に「さっぱりしたもの」「水分補給できるもの」に引っ張られます。
味覚も含めて、体が“さわやかさ優先モード”になるんですね。
BBQや花火大会、ビアガーデンなどでは、みんなでワイワイ飲むことが中心。そういったシーンでは、クセのあるビールよりも、スイスイ飲めるタイプが好まれる傾向があります。
クラフトビールの多くは「香りや旨味を楽しむために少し温度を上げて飲む」ものも多いですが、大手のピルスナー系は、キンキンに冷やしても美味しく成立するのが魅力です。
ラガービールに手がいってしまう夏の季節とはいえ、クラフトビール派の方もきっと多いはず。
実はクラフトの世界にも、「夏でも軽やかに楽しめるスタイル」がたくさんあります!
クラフトビール初心者でも入りやすいスタイルが豊富です。
軽めで華やか、ホップ香はしっかり
【おすすめ】湘南ビール Session IPA
ラガーのような飲み口+上品な香り
【おすすめ】箕面ビール ケルシュ、伊勢角屋麦酒 ねこにひき Kölsch
バナナのような香り+マイルドな口当たり
【おすすめ】富士桜高原麦酒 ヴァイツェン、銀河高原ビール
フランスの農家で作られていた、水分や暑さをしのぐための夏のビールが原型。
【おすすめ】Far Yeast 東京ホワイト、Y.MARKET Saison de Yuzu、志賀高原 Miyama Blonde
スイカや柚子など、爽やか系の代表格
【おすすめ】サンクトガーレンの「湘南ゴールド」、松江ビアへるんの「ゆずフレッシュ」
「夏は普通のビールが美味しい」──それは自然な感覚。
でも、クラフトビールにも“夏に特化したスタイル”がちゃんとあるんです。
味わいが軽くて、香りはしっかり。
キリッと冷やして、汗ばむ夕方にゴクリと一杯。
そんなクラフトビールが、あなたの夏をもっと豊かにしてくれるかもしれません。
気候と気分に合わせて、ぜひ“夏クラフト”を楽しんでみてくださいね🍺