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'''ベアレン醸造所'''は、岩手県盛岡市に拠点を置くビール醸造所。
{{About株式会社ベアレン醸造所}}




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<!-- | caption = ベアレン醸造所 ロゴ -->
| name          = 株式会社ベアレン醸造所
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ドイツ人ブラウマイスター(ビール醸造職人)が仕込みや現地調達を行ない、原料の麦芽はドイツの麦芽メーカー(カール・ビンデバルト社)から直接購入している。
ドイツ人ブラウマイスター(ビール醸造職人)が仕込みや現地調達を行ない、原料の麦芽はドイツの麦芽メーカー(カール・ビンデバルト社)から直接購入している。


==3人で創業==
木村剛氏と嶌田洋一氏、イヴォ・オデンタール氏の3名が、「世界に通用するうまいビールを造りたい」を志して、2001年に創業。創業からの思いとして地域密着を掲げ、地元である岩手に根差したビール文化の醸成に取り組んでいる。<ref>[https://liqlog.com/post/maker/ヨーロッパの伝統的なビールスタイル、醸造方法/ ヨーロッパの伝統的なビールスタイル、醸造方法を尊重して造られる「本格ビール」-岩手県 ベアレン醸造所-]</ref>
=== 木村剛氏 ===
1990年に大学を卒業後、キリンビール株式会社に入社し、ビール業界でのキャリアをスタート。その後、1996年に銀河高原ビールに転職し、クラフトビール業界に深く関わるようになる。2001年にベアレン醸造所を立ち上げ、代表取締役社長として同社を牽引。2022年に嶌田洋一氏に代表取締役社長に譲り、退任。
=== 嶌田洋一氏 ===
ベアレン醸造所の創業時から営業や広報を担当し、地域に根ざしたビール文化を広めることに尽力してきた。2022年に木村剛氏から引き継ぎ、現在は社長として、さらなる発展を目指して活動している。
=== イヴォ・オデンタール氏 ===
ベアレン醸造所の設立当初から関わり、ドイツのブラウマイスターとしてビール醸造を指導してきた。専門的な知識と技術が、ベアレンのビール造りの基盤となっており、ヨーロッパの伝統的なビールスタイルと醸造方法を尊重したビールの製造を支えた。
== 社名「ベアレン」の由来 ==
社名のベアレンとはドイツ語で「熊(複数形)」を意味し、熊が生息する岩手県の自然と、体躯のがっちりした醸造職人をイメージしている。
社名のベアレンとはドイツ語で「熊(複数形)」を意味し、熊が生息する岩手県の自然と、体躯のがっちりした醸造職人をイメージしている。
当初、創業者のキムラ氏とイヴォ氏が話し合いの中で仮に決めた名前で、岩手に熊が多く、ドイツでも動物名のビールが多いことからこの名前が選ばれた。<ref>なんで熊なの?という疑問、実はスタッフ一同も持っている疑問なのですが、皆の記憶を元に考えると、仮にでも名前をつけておこう、と言ってつけた名前のようです。[https://www.baerenbier.co.jp/funsen/funsenki1.html ベアレン醸造所ブルワリー立ち上げ奮戦記 その1]</ref>
ロゴの熊はイヴォ氏がデザイン。熊が持つ盾に描かれた模様は、伝統的なビール造りに使われる道具をモチーフにし、伝統的な醸造技術を尊重し、継承していくスタンスを表している。
会社名に「醸造所」を用いたのはキムラ氏のこだわりで、時代に流されない本格感を表現するためのもの。「●●ビール」「●●ブルーイング」「●●ブロイ」などのような、よくあるビール会社名と差別化するため。
== 立ち上げ奮戦記 ==
会社設立から醸造所建築、醸造免許の取得などのエピソードをまとめた内容を「[https://www.baerenbier.co.jp/funsen/index.htm ベアレン醸造所ブルワリー立ち上げ奮戦記]」として、自社のホームページで公開している。
== ニモクビール会 ==
「ニモクビール会」という、株式会社ベアレン醸造所が定期的(毎月第2木曜日)に盛岡で開催するビール愛好家向けのイベントを催している。
会場で様々なビールを楽しみながら、ビールに関する知識を共有し、参加者同士の交流を深めることが目的。このイベントは長年続いており、地域のクラフトビールコミュニティにおいて人気の集まるイベントとなっている。<ref>[https://newspicks.com/news/3584408/body/ NEWS PICKS「【驚異】岩手のビールイベントに3000人が集う理由」]</ref>




==酒類等製造免許 ==
==酒類等製造免許 ==
* 都道府県名:岩手
* 都道府県名: 岩手
* 税務署名:盛岡
* 税務署名: 盛岡
* 免許等年月日:平成26年6月26日
* 免許等年月日: 平成26年6月26日
* 申請等年月日:平成26年5月16日
* 申請等年月日: 平成26年5月16日
* 製造者氏名又は名称:株式会社ベアレン醸造所 盛岡市北山一丁目3番31号
* 製造者氏名又は名称: 株式会社ベアレン醸造所 盛岡市北山一丁目3番31号
* 免許等区分:酒類
* 免許等区分: 酒類
* 品目:果実酒
* 品目: 果実酒
* 処理区分:新規
* 処理区分: 新規
* 審査項目:M1
* 審査項目: M1
<ref>[https://www.nta.go.jp/taxes/sake/menkyo/shinki/seizo/02/15.htm 酒類等製造免許の新規取得者名等一覧(平成26年分)]</ref>
<ref>[https://www.nta.go.jp/taxes/sake/menkyo/shinki/seizo/02/15.htm 酒類等製造免許の新規取得者名等一覧(平成26年分)]</ref>


* 都道府県名:岩手
* 都道府県名: 岩手
* 税務署名:盛岡
* 税務署名: 盛岡
* 免許等年月日:平成31年4月1日
* 免許等年月日: 平成31年4月1日
* 申請等年月日:平成30年11月9日
* 申請等年月日: 平成30年11月9日
* 製造者氏名又は名称:法人番号6400001004086 株式会社ベアレン醸造所 ベアレン醸造所雫石工場 岩手郡雫石町沼返19番地53
* 製造者氏名又は名称: 法人番号6400001004086 株式会社ベアレン醸造所 ベアレン醸造所雫石工場 岩手郡雫石町沼返19番地53
* 免許等区分:酒類
* 免許等区分: 酒類
* 品目:ビール
* 品目: ビール
* 処理区分:新規
* 処理区分: 新規
<ref>[https://www.nta.go.jp/taxes/sake/menkyo/shinki/seizo/02/r01/10/02.htm 酒類等製造免許の新規取得者名等一覧(令和元年分)(ビール)]</ref>
<ref>[https://www.nta.go.jp/taxes/sake/menkyo/shinki/seizo/02/r01/10/02.htm 酒類等製造免許の新規取得者名等一覧(令和元年分)(ビール)]</ref>


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[[Category:岩手のビール醸造所|べあれん]]
[[Category:岩手のビール醸造所|べあれん]]
[[Category:日本のビール醸造所|べあれん]]
[[Category:日本のビール醸造所|べあれん]]
[[Category:2001年|べあれん]]
[[Category:2001年に創業した醸造所|べあれん]]

2024年10月15日 (火) 17:46時点における最新版


株式会社ベアレン醸造所は、岩手県盛岡市に拠点を置くビール醸造所。2001年に「世界に通用するうまいビールを作りたい」を目的に創業。以来、地元・岩手に根差したクラフトビール会社として成長。クラフトビール業界でも高い評価を得ている。


株式会社ベアレン醸造所
エリア 岩手, 日本 Japan
所在地 岩手県盛岡市北山1丁目3-31
創業年 2001年
運営 株式会社ベアレン醸造所
受賞 国際ビールコンクール「Finest Beer Selection 2023」国際ビール部門 第1位:シュバルツ
代表商品


公式Webサイト [株式会社ベアレン醸造所 公式サイト]


醸造所の概要

ドイツの醸造所の仕込み室を移設し、100年前に使われていた銅製の仕込み釜で麦汁を造り、冷却槽で時間をかけて放冷させるというヨーロッパの伝統的製法でクラシックビールを造るブルワリーである。醸造所の建物はレンガや瓦を製造する古い工場を改装(取り壊し後に改築)して造った。

ドイツ人ブラウマイスター(ビール醸造職人)が仕込みや現地調達を行ない、原料の麦芽はドイツの麦芽メーカー(カール・ビンデバルト社)から直接購入している。


3人で創業

木村剛氏と嶌田洋一氏、イヴォ・オデンタール氏の3名が、「世界に通用するうまいビールを造りたい」を志して、2001年に創業。創業からの思いとして地域密着を掲げ、地元である岩手に根差したビール文化の醸成に取り組んでいる。[1]

木村剛氏

1990年に大学を卒業後、キリンビール株式会社に入社し、ビール業界でのキャリアをスタート。その後、1996年に銀河高原ビールに転職し、クラフトビール業界に深く関わるようになる。2001年にベアレン醸造所を立ち上げ、代表取締役社長として同社を牽引。2022年に嶌田洋一氏に代表取締役社長に譲り、退任。

嶌田洋一氏

ベアレン醸造所の創業時から営業や広報を担当し、地域に根ざしたビール文化を広めることに尽力してきた。2022年に木村剛氏から引き継ぎ、現在は社長として、さらなる発展を目指して活動している。

イヴォ・オデンタール氏

ベアレン醸造所の設立当初から関わり、ドイツのブラウマイスターとしてビール醸造を指導してきた。専門的な知識と技術が、ベアレンのビール造りの基盤となっており、ヨーロッパの伝統的なビールスタイルと醸造方法を尊重したビールの製造を支えた。


社名「ベアレン」の由来

社名のベアレンとはドイツ語で「熊(複数形)」を意味し、熊が生息する岩手県の自然と、体躯のがっちりした醸造職人をイメージしている。

当初、創業者のキムラ氏とイヴォ氏が話し合いの中で仮に決めた名前で、岩手に熊が多く、ドイツでも動物名のビールが多いことからこの名前が選ばれた。[2]

ロゴの熊はイヴォ氏がデザイン。熊が持つ盾に描かれた模様は、伝統的なビール造りに使われる道具をモチーフにし、伝統的な醸造技術を尊重し、継承していくスタンスを表している。

会社名に「醸造所」を用いたのはキムラ氏のこだわりで、時代に流されない本格感を表現するためのもの。「●●ビール」「●●ブルーイング」「●●ブロイ」などのような、よくあるビール会社名と差別化するため。


立ち上げ奮戦記

会社設立から醸造所建築、醸造免許の取得などのエピソードをまとめた内容を「ベアレン醸造所ブルワリー立ち上げ奮戦記」として、自社のホームページで公開している。


ニモクビール会

「ニモクビール会」という、株式会社ベアレン醸造所が定期的(毎月第2木曜日)に盛岡で開催するビール愛好家向けのイベントを催している。

会場で様々なビールを楽しみながら、ビールに関する知識を共有し、参加者同士の交流を深めることが目的。このイベントは長年続いており、地域のクラフトビールコミュニティにおいて人気の集まるイベントとなっている。[3]


酒類等製造免許

  • 都道府県名: 岩手
  • 税務署名: 盛岡
  • 免許等年月日: 平成26年6月26日
  • 申請等年月日: 平成26年5月16日
  • 製造者氏名又は名称: 株式会社ベアレン醸造所 盛岡市北山一丁目3番31号
  • 免許等区分: 酒類
  • 品目: 果実酒
  • 処理区分: 新規
  • 審査項目: M1

[4]

  • 都道府県名: 岩手
  • 税務署名: 盛岡
  • 免許等年月日: 平成31年4月1日
  • 申請等年月日: 平成30年11月9日
  • 製造者氏名又は名称: 法人番号6400001004086 株式会社ベアレン醸造所 ベアレン醸造所雫石工場 岩手郡雫石町沼返19番地53
  • 免許等区分: 酒類
  • 品目: ビール
  • 処理区分: 新規

[5]


主なビール

定番ビール&発泡酒

トラディショナルライン

限定ビール&発泡酒

ほか


外部リンク


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参考