2024年10月のクラフトビール業界動向



こんにちは、Beer Fan Clubのメンバー001号です。

秋も深まり、街はハロウィーンの装飾から一転してクリスマスムードへと移り変わる中、クラフトビール業界も賑わいを見せました。2024年10月のクラフトビールに関する新商品やイベント、業界の動向を振り返ります。


新商品の登場でさらに充実するラインナップ

ブルックリン・ブルワリーの「ブルックリンディフェンダーIPA」

アメリカを代表するクラフトブルワリー、ブルックリン・ブルワリーが10月29日から「ブルックリンディフェンダーIPA」を発売。トロピカルフルーツの香りとしっかりした苦味が特徴。コンビニで数量限定での販売。


オリオンビールの「75BEER WEIZEN」

沖縄を代表するオリオンビールが10月15日に新商品を発売。沖縄県産のバナナを使用したフルーティーな白ビール「75BEER WEIZEN」は、バナナの甘さとWeizenスタイル特有の爽やかさが魅力と思いました。


興居島ビアファームの「GOGOSHIMA PAIRING BEER」

愛媛県松山市の興居島ビアファームがリリースした「GOGOSHIMA PAIRING BEER」は、料理とのペアリングをテーマに開発。肉料理に合う「NIKU」、魚料理にぴったりの「SAKANA」、そして野菜料理向けの「YASAI」という3種類がラインナップされています。


ヤッホーブルーイングの「クラフトザウルス フレッシュホップエール2024」

軽井沢産のフレッシュホップを使用した「クラフトザウルス フレッシュホップエール2024」は、採れたてホップならではの爽やかさと芳醇な味わいが特長。一年に一度だけの限定商品として話題を集めました。


鎌倉ビールの「香る金木犀ビール」

鎌倉ビール醸造株式会社から登場した「香る金木犀ビール」。金木犀の香りをふんだんに使い、秋らしい一杯に仕上げられているようです。


Novoru Brewingの「EXPO'70 ビール」

1970年の大阪万博をテーマにした「EXPO'70 ビール」。レトロなデザインが特徴で、味わいだけでなくビールを通じて万博の雰囲気を楽しむことができるかな。


West Coast Brewing × 電気グルーヴのコラボレーション第3弾

静岡県のWest Coast Brewingと音楽ユニット「電気グルーヴ」によるコラボレーションビール。ユニークなデザインで気になります。


Far Yeast Brewingの「Far Yeast Grapevine 2024」

シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーの山梨県産ブドウを使用したセゾンスタイルのビール。ビールとワインの融合が感じられるらしいです。


10月のクラフトビールイベント

10月はオクトーバーフェスト関連で、ビール系のイベントもいろいろとありました。

横浜オクトーバーフェスト2024

横浜赤レンガ倉庫で開催され、日本初上陸のビールや会場限定の特別なビールが多数提供されました。会場は多くのビール愛好家で賑わったようです。


奈良クラフトビール祭り2024

奈良公園で開催されたこのイベントは、県内の全醸造所が参加し、県外の醸造所も含む個性豊かなクラフトビールを楽しめる内容。地域色豊かなビールラインナップが目玉です。

クラフトビアホリデイ(大阪城公園)

全国各地から選りすぐりのクラフトブルワリーが集結した大型イベント。広々とした大阪城公園で、多彩なビールとともに秋の空気を満喫する来場者が来られたようです。


上のイベントの他に、2024年10月に開催されたビール系イベントは2024年下期に開催するビール系イベントにご覧ください。


業界のその他動向

キリンビールがクラフトビール事業部を新設

10月1日、キリンビールはクラフトビール事業部を新設し、本格的なクラフトビール市場への進出を加速。約1800万人の潜在顧客層をターゲットに新たなマーケティング戦略を展開中です。この取り組みは、クラフトビール業界全体に刺激を与える動きとして注目されています。