広島で出会った素晴らしいビール体験記

提供:Beer Fan Club



こんにちは、Beer Fan Clubのメンバー001号です。

2024年秋に広島に訪れた記録。 広島は美しい景観とともに、個性豊かなクラフトビールが楽しめる都市としても知られています。今回訪れた3つのビールスポットは、それぞれがユニークな特徴を持ち、ビール文化の多様性を堪能できる素晴らしい体験でした。


HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING

広島市内で人気のクラフトビール醸造所「HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING」は、平和記念公園から徒歩圏内、本通商店街のアーケード内にあります。訪れたのは平日の15時頃でしたが、店内はほぼ満席で、その人気ぶりを実感しました。ウッディーでカジュアルな店内は、観光や買い物の合間に立ち寄りやすい雰囲気。

まず注文したのは、メニューで一杯目に推奨されていた「広島日の出ラガー」。尾道産の麦茶を副材料に使用しており、爽快感と麦の甘さが絶妙なバランスを持つラガービールです。一口飲むと、その飲みやすさと奥深い味わいに感動しました。

このお店では、ビールだけでなく料理とのペアリングも楽しみの一つ。炭火焼きの焼き鳥や手羽揚げなど、ビールに合う料理が充実しています。メニューにはそれぞれのビールに合う料理が書かれており、たとえば「HIROSHIMA レモンスカッとセッションIPA」はさっぱりした山椒花椒ポン酢のせせり焼き、「ミスティジンジャーペールエール」には濃い味付けの手羽先が推奨されています。ビールと料理のペアリングを堪能したい方には、ぜひ訪れていただきたいお店です。


SESSION'S BREWERY

広島市中心部から市電で十日市町駅に向かい、徒歩数分の場所にある「SESSION'S BREWERY」。訪れたのは平日20時頃で、混雑は少なく落ち着いた雰囲気でした。このお店は、個性豊かなクラフトビールが揃う場所として広島のクラフトビール愛好家に支持されています。

最初に注文したのは「飲み比べセット」。提供された5種類のビールは、それぞれが異なる個性を持ち、一杯ごとに新たな発見がありました。「Bruno Stout」は濃厚な黒ビールで、チョコレートやコーヒーの香ばしさが特徴。一方、「もみじエイジ」は軽やかで広島らしい季節感を感じさせる一杯でした。

さらに注文したのが、メロンを使用した「アミー」というビール。適度な甘さがデザート感覚で楽しめるビールで、クイクイ飲めてしまう美味しさ。アルコール度数は6.5%と高めなので、飲みすぎ注意ですが、フルーティーな味わいが印象に残りました。

このお店では、ビールをじっくり楽しむことを重視しており、フードを頼まずとも満足感を得られるラインナップが揃っています。ビール好きにはたまらないスポットです。


ビールスタンド重富

最後に訪れたのは「ビールスタンド重富」。クラフトビールではありませんが、重富寛さんの独特な注ぎ方で全国的に有名なスポットです。今回は本店がクローズしていたため、JR広島駅の駅ビル「ekie」内にある「ビールスタンド重富 ekie」を訪問しました。

訪れた日では、アサヒビールの「マルエフ」を6つの注ぎ方で提供していました。

  • 一度つぎ
  • シャープつぎ
  • 二度つぎ
  • 三度つぎ
  • マイルドつぎ
  • ミルコ

同じビールでも、注ぎ方によって味わいや香りが全く異なり、「こんなにも違いが出るのか!」と驚きました。特に「ミルコ」は、泡だけを飲む新感覚の一杯。普段のビールの注ぎ方にも工夫を取り入れたくなる、ビールの奥深さを学べる体験でした。


広島でビール文化を満喫して

今回の広島滞在で訪れた3つのビールスポットは、それぞれに異なる魅力があり、ビール文化の奥深さを存分に感じることができました。

「HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING」のビールと料理のペアリング、「SESSION'S BREWERY」でのユニークな飲み比べセット、そして「ビールスタンド重富」の伝説的な注ぎ方。どのお店も、広島ならではの特色が光る素晴らしい場所でした。

今回は、広島名物「牡蠣ビール」には出会えなかったものの、次回の楽しみが増えたと感じています。広島を訪れる際には、ぜひこれらのスポットでビールの新たな魅力を発見してみてください!

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