BeerTerms:NZ Pils
ニュージーランドピルスナー(NZ Pils)は、クラシックなピルスナーにニュージーランド産のホップを使用したビールスタイルです。
以下がその特徴です。
特徴
ホップの特徴
ニュージーランド特有のホップが使用され、トロピカルフルーツや柑橘系、さらにはハーブや松のような複雑な香りや風味が際立ちます。通常のピルスナーよりもホップのアロマが豊かで、華やかな香りが特徴です。 主なホップ品種には、ネルソン・ソーヴィン、モチュエカ、ワイティ、ラカウなどが使われます。
爽快感とクリーンな味わい
ピルスナーらしく、クリスプでクリーンな味わいを持ちながら、ニュージーランドホップによる個性的な風味が楽しめます。爽やかな飲み口で、後味もスッキリしています。
モルトのバランス
モルトは軽めで、主にピルスナーモルトが使用され、甘さは控えめ。ホップの個性を引き立てつつも、バランスが取れた味わいです。
苦味
IBU(苦味単位)は適度に高めで、しっかりした苦味が感じられますが、フルーティーでフローラルなアロマがその苦味を包み込み、心地よい飲みやすさを保っています。
アルコール度数
通常、アルコール度数は4.5〜5.5%程度で、軽めから中程度。ピルスナーの典型的な範囲に収まります。
NZ Pilsは、伝統的なドイツやチェコのピルスナーのクリーンで軽やかな特徴を持ちつつ、ニュージーランドのユニークなホップを使うことで、よりフルーティーで個性的な風味が楽しめるスタイルです。
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