暁ブルワリー 八幡平ファクトリー
暁ブルワリー 八幡平ファクトリー | |
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エリア | 岩手, 日本 |
所在地 | 岩手県八幡平市松尾寄木1-474-6 |
創業年 | 2020年 |
運営 | 株式会社 太極舎 |
受賞 | インターナショナルビアカップ2022 銀賞:ドラゴンアイ (スカイ) オーガニックピルスナー |
代表商品 |
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公式Webサイト | [暁ブルワリー 公式サイト] |
醸造所の概要
暁ブルワリーは、東京都渋谷区に拠点を置くデザイン会社「株式会社太極舎」が手掛けるクラフトビール醸造所。同社はデザインとブランディングを通じて日本の地域文化を支える活動を行っており、その一環としてクラフトビール事業に参入。
2016年、東京・世田谷区経堂に最初の醸造所を設立し、クラフトビールの醸造を開始。 [1]
東日本大震災後、太極舎は復興支援のために「NPO法人ソウルオブ東北」を立ち上げ、岩手県を中心に支援活動を行う。その活動を通じて岩手の人々や自然に触れる中で、地域に新たな価値を提供したいとの思いが強まる。 [2]
特に、八幡平市の豊かな自然環境と湧水に魅了され、ビール醸造に適した場所として同地を選定。2018年には、閉鎖中であった「八幡平トラウトガーデン」を改装し、醸造所の新設計画をスタート。
2020年9月、八幡平市松尾に「暁ブルワリー 八幡平ファクトリー」を開業。この醸造所では、日本百名水にも選ばれた八幡平の湧き水「金沢清水」、有機麦芽とドイツ産・アメリカ産有機ホップを原材料として使用し、オーガニックビールの醸造を行っている。また、地域資源である「松尾八幡平地熱発電所」の自然エネルギーを活用するなど、環境に配慮したビール造りを実践している。 [3]
製造工程で生じた麦芽粕は、近隣の牧場や養鶏場に、飼料として無償で提供している。 [4]
2022年12月、ビールとしては日本で第1号となる有機JAS認証を取得。現在、有機ホップはドイツ産・アメリカ産を使用しているが、国内産ホップの調達も検討中。 [5]
「暁ブルワリー」の由来
ブルワリー名にある「暁」は、
日が昇るほんの少し前の夜明けのこと。日の光が空を赤く照らしはじめ、雲が赤く染まり朝空に優雅に舞うように形を変えていく様が、絶えず生まれ変わる未来への可能性を感じさせることから命名。
東日本大震災後の支援活動で訪れた宮古市での漁に同行し、その時に見た朝焼けの空と海の印象から。 [6]
酒類等製造免許
- 都道府県名: 岩手
- 税務署名: 盛岡
- 免許等年月日: 令和2年9月3日
- 申請等年月日: 令和2年4月10日
- 製造者氏名又は名称: 法人番号3011001042102 株式会社太極舎 暁ブルワリー八幡平ファクトリー
- 製造場所在地: 八幡平市松尾寄木第1地割474番地6
- 免許等区分: 酒類
- 品目: ビール
- 処理区分: 新規
主なビール
定番ビール
定番ビールは、「ドラゴンアイ」のブランド名で提供されており、八幡平の観光的シンボルである「ドラゴンアイ(龍の眼)」に由来している。
- ドラゴンアイ (スカイ) オーガニックピルスナー
- ドラゴンアイ (マグマ) オーガニックIPL
- ドラゴンアイ (サン) オーガニックゴールデンエール
- ドラゴンアイ (スノー) オーガニックペールエール
限定ビール
ほか
外部リンク
参考
- ↑ 【のめり込む人生を応援するWEBメディア Dig-it】 2023-12-31 東京クラフトビール図鑑 世田谷区経堂発「暁ブルワリー」の旗艦店一号店「暁タップス銀座店」
- ↑ 特定非営利活動法人 ソウル オブ 東北
- ↑ 【大和ハウス工業-"暮らす"森を知ろう】 2023-03-24 ロイヤルシティ八幡平リゾート 八幡平仕込みの新・オーガニックビール
- ↑ 【ビオ・マルシェの宅配】 2024-08-29 "人に自然にやさしく" オーガニック クラフトビールを造る「暁ブルワリー」
- ↑ 【たのしいお酒.jp】 2023-01-27 オーガニックビール専門の醸造所・暁ブルワリーが、ビールとして日本初となる有機JASを取得
- ↑ 【盛岡経済新聞】 2020-08-28 八幡平にビール工場「暁ブルワリー」開業へ 地元の誇りになるビール目指し
- ↑ 酒類等製造免許の新規取得者名等一覧(令和2年分)(ビール)