Primary Barrels

提供:Beer Fan Club

この醸造所にはTAP ROOMが併設されています。

Primary Barrels(プライマリーバレルズ)は、京都府福知山市に2024年4月19日にオープンしたクラフトビール醸造所。廃校した旧中六人部小学校の校舎をリノベーションした施設「THE 610 BASE」に設置され、地域の農業と連携しながら地元産の原材料を使用したビールを製造。


Primary Barrels
プライマリーバレルズ
エリア 京都, 日本 Japan
所在地 京都府福知山市字大内1767 THE610BASE内(旧中六人部小学校)
創業年 2024年
運営 井上株式会社
受賞 情報なし
代表商品 The Primary / Golden Ale
公式Webサイト 公式サイト


コンセプト

「Primary」には、最初の、第一の、主要な、という意味があります。

″初心や原点″を大切にする想い、どんな旅もその″一歩″から始まるワクワクな気持ちから、この名前をつけました。

時間やくらしにそっと寄り添い、皆様にとってのPrimary ビールをお届けしていきます。

[1]

農家が醸造するMicro Brewery

地元の農産物を活用し、地域貢献やコミュニティ形成に重き、「農家が醸造するMicro Brewery。」と称している。

地域の農家と協力し、大麦やホップを栽培しており、地元産素材を使用したビールを醸造している。地元・中六人部の大麦は、海外産の大麦に負けないぐらい、ビールとの相性がよかったという。

ラベルデザインも特徴的で、地域やアーティストと連携した製品を作っている。


醸造所の特徴

旧中六人部小学校の廃校というユニークな場所で運営。2018年に廃校となった、中六人部地区の小学校を運営主が「THE 610 BASE(ムトベース)」として、リノベーションした。

廃校をリノベーションした「THE 610 BASE(ムトベース)」

「廃校を利用したビール醸造所」という構想は、運営会社である井上株式会社の井上大輔社長がアメリカで見た廃校内の醸造所からインスピレーションを受けた。[2]

市街化調整区域という地域であること、廃校になった小学校に醸造所を建設することの難しさなど、様々な課題があった。[3]

トップブリュワーである大西裕基氏

トップブリュワーである大西裕基氏は、クラフトビール醸造の知識が全くない状態からのスタートだったが、神奈川県の醸造所へ1年住み込みでの修業に行き、知識と技術を磨いた。[4]

今後は、世界各国のスタイルのビールを作り、100種類ほどまで増やしていくという。


製造設備

  • 年間製造目標: 16,000本
  • 施設面積: 約97平方メートル
  • タンク設備: 発酵タンク×7、貯蔵タンク×3、マッシュ&ロイタータンク×1、ケトルワールプールタンク×1、ホットリカータンク×1

[5]


酒類等製造免許

  • 都道府県名: 大阪
  • 税務署名: 福知山
  • 免許等年月日: 令和6年2月1日
  • 申請等年月日: 令和5年9月14日
  • 製造者氏名又は名称: 法人番号5130001040952 井上株式会社 Primary Barrels
  • 製造場所在地: 福知山市字大内1767 THE610BASE内
  • 免許等区分: 酒類
  • 品目: 発泡酒
  • 処理区分: 新規

[6]


主なビール


利用者からの評価

ビール利用者からは、新鮮で個性的なビールに対する高い評価。特にラベルデザインやパッケージングにも注目が集まっている。


外部リンク


参考

  1. WELLS_INOUE note「クラフトビール醸造所『Primary Barrels』」
  2. 京都府福知山市の日刊紙「両丹日日新聞」2024年04月24日 のニュース「旧中六小にビール醸造所 ムトベースの新施設」https://www.ryoutan.co.jp/articles/2024/04/96243/
  3. https://www.inouekabu.com/topics/711.html 【プレスリリース】クラフトビール醸造所4/19オープン
  4. WELLS_INOUE note「クラフトビール醸造所『Primary Barrels』」
  5. https://www.inouekabu.com/topics/711.html 【プレスリリース】クラフトビール醸造所4/19オープン
  6. 酒類等製造免許の新規取得者名等一覧(令和6年3月29日)